シオハラサン・手を洗いましょう!

シオハラです。

夜は「獣の奏者」、昼間は佐渡裕著「僕はいかにして指揮者になったのか」を読んでいます。

ネットラジオの「オッターヴァ」的にはなかなかの有名人である佐渡裕さん、この方は音大の「指揮科」を卒業していないんですね。音大は出ていますが「フルート科」だそうです。

そんな人がなぜ高名な指揮者に???  読みながら?マークが舞い踊っています。

簡単には書けませんが、小澤征爾さんと知り合い、小沢さんをして「こいつは指揮のことをなんにも知らないのに、こいつが振るとオーケストラが鳴るんだよ」と言わせ、かのレナード・バーンスタインと知り合い、バーンスタインに「こいつの指揮はシブい!(日本通で「シブい」感覚がわかるらしい)」と言わせ、いつの間にかブザンソンの指揮コンクールで一位を取り、日本よりも欧州で高名な指揮者になっていたらしいです。

まぁ一種の天才なのでしょう。中学生の時にハ長調の歌をト長調の伴奏で、ハ長調のまま歌い切ったといいます。

それにしても身長187センチという、元ヤンキースの松井選手と同じ身長の堂々たる体躯で大きくタクトを振り、時に飛び上がって指揮をするさまは見ごたえがあるでしょうね。そのうちに見に行きたいと思います。

しかしこの前の中村紘子さんのエッセイといい、この本といい、ブックオフの100円コーナーはなかなか侮れません。皆さんものぞいてみてはいかがでしょうか。きっといい発見があるはずです。

ではまた、新型コロナウィルスの恐怖にゴシゴシと手を洗っているシオハラでした。

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